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将来に期待のサウスポー 佐々木 凌貴
2試合目は県横須賀対百合丘の試合だ。
この試合の注目は百合丘のエース左腕・佐々木であった。
今夏の大会で慶応義塾と対戦。春の神奈川大会優勝し、スラッガー谷田 成吾を軸とした強力打線から3失点に抑える好投を見せた。惜敗に終わったが、慶応義塾戦の好投により彼の評判は高まっていった。神奈川県の公立を代表する左腕として見ておきたかった投手の一人である。
第一印象。
体型は華奢。上背はなく、手足もそれほど長くないが、身のこなしが良い印象を受けた。動きにセンスの良さを感じさせ、面白い投手であると思った。
まずは投球以外の技術で驚かす。無死から1番村川に四球を許したが、間髪いれず村川を牽制で刺した。走者は完全に引っ掛かり、戻ることが出来なかった。鮮やかな牽制であった。佐々木はこの後2回牽制で走者を刺す。牽制でランナーを3回刺した投手は記憶にない。クイックは速くなくても牽制なのか、ホームへ投げるのか戸惑ってしまう巧妙な牽制技術が際立っていた。
横須賀のランナーは完全にリードの幅が狭まり、釘付け状態。これで自分の投球に専念した佐々木はランナーが出てからの安定感も素晴らしかった。
ゆったりとワインドアップから始動する。右足を真っすぐ上げていき、左足は一本足で立つ。足を上げるまでにワンテンポ間を置いている。右足を一塁方向に向かって伸ばしていき、インステップしていく。左ひじを折りたたむようにトップに入る独特のテークバック。スリークォーター気味に腕を振っていく。投球フォームに力みがなく、脱力している。リリースの瞬間で力を入れて投げ抜く。
球速は常時125キロ~130キロ(マックス132キロ)だが、キレがあり、横須賀打線は次々とボールの下を振っている。ボールにしっかりと力が伝わっているストレートだ。
変化球は90キロ前後のカーブ、110キロ前後のスライダー、110キロ前後のチェンジアップ。割合が多いのはカーブ。ストレートとカーブのコンビネーションで緩急をつけていく投球だ。
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| 横須賀 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
| 百合丘 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1X | 2 |
横須賀:佐々木―中村
百合丘:貝原、斎藤―伊藤


















