2011年09月17日 神奈川県立保土ヶ谷公園硬式野球場(保土ヶ谷・神奈川新聞スタジアム)

百合丘vs横須賀

2011年秋の大会 神奈川県大会 3回戦

将来に期待のサウスポー 佐々木 凌貴

 2試合目は県横須賀百合丘の試合だ。
この試合の注目は百合丘のエース左腕・佐々木であった。
今夏の大会で慶応義塾と対戦。春の神奈川大会優勝し、スラッガー谷田 成吾を軸とした強力打線から3失点に抑える好投を見せた。惜敗に終わったが、慶応義塾戦の好投により彼の評判は高まっていった。神奈川県の公立を代表する左腕として見ておきたかった投手の一人である。

第一印象。

体型は華奢。上背はなく、手足もそれほど長くないが、身のこなしが良い印象を受けた。動きにセンスの良さを感じさせ、面白い投手であると思った。

まずは投球以外の技術で驚かす。無死から1番村川に四球を許したが、間髪いれず村川を牽制で刺した。走者は完全に引っ掛かり、戻ることが出来なかった。鮮やかな牽制であった。佐々木はこの後2回牽制で走者を刺す。牽制でランナーを3回刺した投手は記憶にない。クイックは速くなくても牽制なのか、ホームへ投げるのか戸惑ってしまう巧妙な牽制技術が際立っていた。
横須賀のランナーは完全にリードの幅が狭まり、釘付け状態。これで自分の投球に専念した佐々木はランナーが出てからの安定感も素晴らしかった。

ゆったりとワインドアップから始動する。右足を真っすぐ上げていき、左足は一本足で立つ。足を上げるまでにワンテンポ間を置いている。右足を一塁方向に向かって伸ばしていき、インステップしていく。左ひじを折りたたむようにトップに入る独特のテークバック。スリークォーター気味に腕を振っていく。投球フォームに力みがなく、脱力している。リリースの瞬間で力を入れて投げ抜く。
球速は常時125キロ~130キロ(マックス132キロ)だが、キレがあり、横須賀打線は次々とボールの下を振っている。ボールにしっかりと力が伝わっているストレートだ。
変化球は90キロ前後のカーブ、110キロ前後のスライダー、110キロ前後のチェンジアップ。割合が多いのはカーブ。ストレートとカーブのコンビネーションで緩急をつけていく投球だ。

印刷する  この記事をYahoo!ブックマークに追加  この記事をクリップ!  このエントリーをはてなブックマークに追加   

【次のページ】 百合丘vs横須賀(2)


【関連記事】
百合丘vs座間総合【神奈川県 2011年秋の大会 神奈川県大会】
慶応義塾vs百合丘【神奈川県 2011年夏の大会 第93回神奈川大会】
横須賀vs明和【愛知県 2010年夏の大会 第92回愛知大会】
西湘vs百合丘【神奈川県 2010年夏の大会 第92回神奈川大会】
百合丘vs橘学苑【神奈川県 2010年夏の大会 第92回神奈川大会】
第15回 米国マイナーリーグ審判員 井上公裕審判 【2008年インタビュー】
第15回 米国マイナーリーグ審判員 井上公裕審判 【2008年インタビュー】
佐々木 凌貴(百合丘) 【選手名鑑】
百合丘 【高校別データ】
横須賀 【高校別データ】
秋季神奈川県大会 【大会別データ】

応援メッセージを投稿する

神奈川県地域応援スポンサー