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2010年07月18日 等々力球場
向上vs神奈川大付
2010年夏の大会 第92回神奈川大会 3回戦

川瀬投手(向上)
向上、横浜とのノーシード同士の決戦へ
ドラフト候補・中野ジャスティン投手(3年)が注目を浴びる向上。アメリカ人の祖父を持つ大型右腕だ。
しかし、平田隆康監督は言い切る。
「うちは2枚看板です」。
2枚看板の一人、川瀬翔平投手(3年)が11三振を奪う好投を見せた。181センチから投げ下ろされるストレート、2種類のカーブと、低めに決まるスライダー。これらを駆使して打たせてとるのが持ち味だ。「三振が取れたのは収穫。状態も良く、余裕を持って投げていた」(平田監督)。向上は昨秋ベスト4だが、原動力は川瀬だった。
平田監督は就任8年目。世田谷学園高から駒大を経て、一般企業に就職したが、教員を目指すようになった。ところが仏教学部出身のため、再び大学で社会科の教員免許習得に励んだという。そして、28歳のときに向上に採用された。昨秋は同校41年ぶりのプロ野球選手も誕生。近年、めきめきと力をつけてきている。
「部員は1学年20人くらいだったんです。でも、去年プロ選手(安斉雄虎投手=横浜ベイスターズ・ドラフト3位)が出た影響なのか、今年の1年生は43人もいるんです。グラウンドが狭いので、85人全員で練習するのは大変」。
4回戦の相手は、横浜。ノーシード同士の大一番だが、「どこと戦っても一戦必勝です」と平田監督。昨年夏は同じ4回戦で平塚学園を逆転でくだし、ベスト8まで勝ち上がった。
“勝利の道を~進んでいこう~♪我らが目指す甲子園~♪V・I・C・T・O・R・Y!K・O・J・O !こうじょう!”。
これは得点時に流れる応援歌だ。県下トップクラスの吹奏楽部が、野球部のために作ったオリジナル。この歌が、何度聞けるだろうか。
(文=矢島 彩)
























