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第26回 北海道日本ハムファイターズ 中田翔選手2009年01月01日
2009年独占インタビュー、スタートは北海道日本ハムファイターズ中田翔選手です。平成の新怪物と期待され入団も、ルーキーシーズンは、本来のパフォーマンスを見せることが出来ずに終わりました。そんな彼が、来季に向けた真剣な意気込みを語ります。
1年目を終えて
打席に入り背筋を伸ばす動作は猫背になるのを矯正するためです。先輩の謝敷さんがやっていたのを真似たのがきっかけです。あれは良いと思いますよ。
スタッフ(以下「ス」) 今の時期は、ちょうど去年のドラフト会議時期に当たると思うのですが、実際に今シーズンを振り返ってみてどうでしたか?
中田翔選手(以下「中」) 今シーズンは、高校時代の自信から不甲斐ない結果に終わってしまいました。キャンプから始まり、自分がまさか二軍に落ちるなんて思ってもいませんでした。でも、二軍に落ちたからこそ経験出来たことも沢山ありましたし、技術的にも成長出来たと感じているので、すごく充実した1年になったと思います。
ス 技術的とおっしゃっていたのですが、色々あるなか具体的にどういったことが成長出来たと思いますか?
中 守備のレベルが上がったと思います。シーズン当初と比べると守備がすごく安定してきました。
ス なるほど。高校時代は、ピッチャーもしくは外野手としてプレーしていましたが、内野はどういったところが難しいと感じますか?
中 基本サードというポジションは、セーフティーバントを処理することも難しいですし、また速い打球が飛んでくることが多いので、怖かったというか・・・ましてプロの打球が飛んでくるので、初めはすごく腰が引けてしまいました。高校時代に飛んできた打球と全然違うので、そういった事全てから苦戦を強いられました。
ス スピードですか?
中 そうですね。スピードというか、豪快さというか、「全部自分の所に飛んでくるのではないか?」といった感じを初めの頃は、受けていましたね。
ス ちなみに今シーズン、一番強烈な印象に残っているバッターは、いらっしゃいますか?例えば、この選手の打球が早かったとか、この選手は一番豪快だったとか。
中 今ふと思い返すと、そういった選手はあまりいなかったです。でも初めの頃、宮崎のキャンプの紅白戦だと思うんですけど、チームメイトのジョーンズの打球が、たぶん一番速かったと思います。その後、通訳さんを通して「メジャーの打球を見せてやった。」と言っていたことを聞いたんですけどね(笑)
ス (笑)日本人では、見たことない打球でしたか?
中 そうですね。さすがメジャーといった感じでしたね。
ス なるほど。逆にこれならプロでも通用すると思った点はありますか?
中 バッティングにしても、まだ「一軍ではどうかな?」と、感じる点が沢山あります。もちろん二軍でも怪我をして思うように活躍出来ませんでしたけど(6月14日におこなわれたイースタン・リーグ西武戦の第3打席でライトフライを打ち上げた際に受傷し、7月14日、都内の病院にて検査を受け、左手有鉤骨鉤骨折で全治1ヶ月と診断され、16日に欠けている骨片の除去手術をおこなった。)バッティングは、通用すると思います。
ス バッティングは比較的すんなりとプロのレベルに適応できたんですね。
中 いいえ。変化球に苦しみました。真っすぐのボールは、慣れもありますからね。速さには、ついていけると思いましたが、変化球は、高校野球と比べて全然違うので...高校の時、守備が上手いと言われてた選手は、プロ入ってからもソコソコ出来ると思うんですけど、バッティングは、ピッチャーのレベルが急に上がるので、どうしても上手くいかない気がしました。だから、早く一軍で結果出せるようにしたいですね。
ス ボールを擦っただけでホームランになるような選手になりたいと、以前おっしゃられていましたが、今も変わりありませんか?
中 そうですね。そのくらいに出来れば理想です。インコースに差し込まれて、体勢が悪くなっても、インパクトさえ合えば打球が飛ぶような選手になりたいですね。
ス キャンプの時に比べ、だいぶ体重絞られたと思いますけど・・・
中 そうですね。パワーが上がったというよりも、キレが増したと言った方が、正しいと思います。
ス ちなみに高校時代は、入学してからのウェイトトレーニングなどで筋力を上げていたみたいなんですけど、何か特別なトレーニングを行っていたのですか?
中 自分は単純に筋肉量と体重を上げたいと思っていただけなので、とにかく毎日トレーニングで鍛えたり、プロテインなどで筋肉量を増やしていましたね。
ス では現在は、キレを出すためのトレーニングを行っている形ですか?
中 パワーももちろんプロの世界では大事だと思っているので、パワーをつけながらその中で、キレを発揮できるトレーニングに力を入れて取り組んでいます。
ス ちなみに、今は怪我の状態はどうですか?
中 もう全然大丈夫です。もうフルスイングしてますよ。
ス 将来的にはどういった選手になることが目標ですか?
中 やはり自分の中ではメジャーの選手が理想ですね。力で持っていくようなホームランは、ファンの方が見ていても凄く興奮すると思いますからね。
ス では、今年を振り返って、2年目となる来シーズンの中田翔選手の目指す選手像は?
中 まずは、今年怪我など色々な面で安定しなかった守備とバッティングを上手く安定できるようにしたいです。そういった意味で、来年からは安定をテーマとして取り組みたいと思います。
ス 来年からは二岡選手が巨人から移籍してきますけど、何か良い刺激を感じていますか?
中 刺激になると言ったらなりますが、今自分が一番ライバルと意識する選手は、現在サードを守ってらっしゃる小谷野さんです。今は特に二岡さんの事は考えていませんね。今までずっと小谷野さんが守っているので、今は小谷野さんにいち早く近づくように努力するだけです。
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- 中田翔選手
- 生年月日:1989年04月22日
- 出身地:広島県
- 大阪桐蔭高校
第87回全国高等学校野球選手権大会 ベスト4
第88回全国高等学校野球選手権大会 2回戦
第79回選抜高等学校野球大会 ベスト8
高校通算最多(2009年1月現在)となる87本塁打を記録したスラッガー。
甲子園では歴代7位の4本塁打を放った。
2007年秋 北海道日本ハムファイターズ入団




